プロ野球にとってどれほどチームリーダーは重要なのか

野球にはプロリーグとアマチュアがあります。多くの人はアマチュアで、小学生から学生、社会人、趣味で行う草野球などもあります。アマチュアの中にも優秀な選手はいますが、すべての人が同じレベルなわけではありません。高校野球などでは、優秀な投手が一人いるだけで全国優勝するときもあります。
一方、プロ野球は野球をする選手の中でも特に優秀な選手が集められています。強いチームや弱いチームなど多少の差はありますが、弱いチームでもアマチュアに比べると優秀な選手が揃っています。

能力のある選手たちがそれぞれ実力を発揮すれば勝てる可能性は高まりますが、かといってそれぞれの選手が勝手に攻撃や守備を行うと勝つのは難しくなります。この時に大事になってくるのがチームリーダーの存在です。

現在は各チームに主将やキャプテンの地位を設け、1年を通してその人をリーダーとして戦っていきます。ピンチになったときにはチームリーダーが今の状況を把握して適切な助言をします。チーム内で意見が分かれても、それをまとめて一つの方向性に持っていきます。チームリーダーは選手をまとめるだけでなく、プレーでもアピールする必要があります。

なかなか点数が取れないときには、チームリーダーが先頭に立って何としてでも塁に出るための努力をして、走塁などをして他の選手に刺激を与えます。投手の中にもチームリーダーがいますが、連敗などをしているときにはより気迫のこもった投球を行って何とかチームの流れを変えようとします。

このように監督などとは異なる役割を持って、チームをまとめるのがチームリーダーです。