プロ野球の監督やコーチになれるのは一部の選手

引退して監督になるのは難しい

プロ野球選手になるだけでも大変な道のりですが、引退して監督やコーチになるのはもっと大変なことかもしれません。何故ならプロ野球の監督やコーチになれるのは、ほんの一部の選手たちだけだからです。とくにプロ野球の監督には12人しかなることができません。プロ野球関係者は何千人もいます。その中でたった12人しか監督になれないので、いかに狭き門であるかが分かるでしょう。まさに選ばれし人間しかプロ野球の監督になれないのです。やはりプロ野球の監督になるためには、現役時代にある程度の実績を残しておかなければなりません。実績を残した名選手の中であっても、必ずしもプロ野球の監督になれるわけではありません。

一方、プロ野球のコーチは投手コーチや打撃コーチなど、いくつかの部門に分かれています。ポストが分かれている分、プロ野球の監督よりはなりやすいですが、それでも一部の実績を残した選手に限られてしまいます。また監督やコーチになれなかった場合は、テレビやラジオなどの解説者になる道もあります。解説者をやっている間に、どこかの球団から打診があってコーチになる道もあるようです。ただし現役を引退してもコーチにも解説者にもなれず、会社員など第2の人生を送るケースも多いです。